日本選手権に思うこと -Pixellotとはなんぞや-
こんにちは。
大好きな高橋優さんのライブに職場の委員総会が重なって行けなくなったsyuです。
大吉ってなんなんですか?
さて、世界選手権が終わりましたね。
決勝はデンマークvsノルウェー。
結果はサポーターの力を背中につけたデンマークの完勝。
スタッツ↓↓
大会MVPは72得点で得点王にも輝いたミケル・ハンセン。
去年バケーションで日本に訪れていた、ハットがかわいいあの怪物。
世界選手権については、また違った形で記事にしたいと思います。
日本選手権について思うこと
世界選手権が終わり、すぐに日本選手権が熊本で開催されています。
各地域代表や学連代表、そしてJHL所属チームが参加する、サッカーで言えば天皇杯みたいな大会ですね。
僕の母校、順天堂大学は残念ながら2回戦で大阪体育大学に負けてしまいました。。
熊本開催なのは、女子世界選手権のプレアクト的なことなのですかね。
そして新しい試みとして、”Pixellot”という無人AIカメラが導入されるようです。
簡単に説明すると、人の操作がなくても自動で試合を追尾する定点カメラで、試合全体の撮影だけでなく、ヒューマントラッキング(特定の人物を追尾)もできるみたいです。
設置の簡単さや人件費・制作費のカットが売りみたいですね。
組織として新しいチャレンジやトライをすることは素晴らしいですよね。
と思う反面、僕が感じたのは
これじゃない感。
どういうことか、書いていきます。
削減か、拡大か
Pixellotを使ったスポーツ映像がyoutubeにあがってるので観てみましたが、イメージ的にはJHLTVと同じです。(普通の定点カメラ)
スロー再生やハイライトの作成などのオプション等もあるようですが、スポーツ中継よりかはアナリストがビデオ分析用に使用するのにピッタリなんじゃないかなーと個人的には思います。
まぁそこは置いておいて、なんで協会がこのカメラを導入したのかが気になります。
・「テクノロジー×スポーツ」という話題性のため
・単なるコスト削減
とかだったら、残念でしかなりません。
話題性を切り取れば、確かにAI無人カメラと聞けば「はぇー」となるかもしれませんが、映像自体は普通の定点カメラだし、
Bリーグが「次世代型ライブビューイング B.LIVE in TOKYO」を行った中、そんな程度のことは霞んで見えてしまいます。
コスト削減については、例えば削減して浮いた分の費用+αでカメラの台数を増やして、視聴者に臨場感や迫力が伝わる映像を作成するなどなら納得できますが、そこは蓋を開けてみないとわかりません。当日が楽しみです。
スポーツでは特に、コスト削減にとらわれて自己財源の拡大に力を注げない組織が多いと感じます。
そして今回の日本選手権、協会はこの大会でファンや財源の拡大を図る気は全くないのではと思っています。
”入場無料”の意味
試合は1/29(火)~2/3(日)。
多くは昼前後の時間に行われます。
また、準決勝以前の平日の試合は入場無料で観戦ができます。
平日お昼の時間帯、子どもたちは学校に行っているし、当然多くの大人が働いている時間です。
観に来る可能性があるのは主婦(夫)・お年寄りですが、会場のアクセスがよくありません。
結局観に行くのは選手個人の関係者。
ちょうど順大の試合開始時の写真がTwitterにあがっていたのですが、こんな感じ。
入場無料にせざるを得ないことも納得ですね。
むしろこれなら入場料とっても変わらないと思いますが、、
コマーシャル的に入場無料にするのと、無料にせざるを得ないのでは大きく意味が違ってきます。
そして入場無料にも関わらず何年もこのような状態が続いていることは重く受け止めなければいけない。
ブログやnoteで何回か触れましたが、会場に足を運ぶコアファンを増やさなければ発展はありません。
会場を2~3カ所にして夕方~夜の時間帯にしたり、「○○すれば入場無料」みたいな企画をしたり、運営の仕方はいくらでもあると思います。
新しいカメラの導入より、いかに現地の人に足を運んでもらうかに労力を割いてもらいたかったというのが、正直なところです。
なにより、日本一のクラブを決める大会がこうでは寂しいですよね、、
だからこそ、土日のライブ配信は注目しています。
映像に満員の観客と迫力溢れるプレーが映されたときには、全力で謝ります(笑)
そこでどのような取り組みや工夫があったかを調べて記事にしたいと思います。
迫る女子世界選手権2019に向けて、大会運営のステップを踏んでもらいたいですね。
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では。